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鯛の子印魚卵塩辛は、製品になるまで大変日数がかかります。原料を塩漬けして少なくても1年以上寝かせなくてはいけません。その1年間でうまく塩が枯れてくれれば良いのですが、原料の成熟加減や漬込む日数によって味も変わってきます。 |
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![]() サライ/小学館発行 2001/9/20号 平成/珍味百珍 |
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●フライパンにオリーブオイルを引き、スライスしたニンニクを入れ弱火にかける。 |
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■お客様からいただいたパスタのご感想です! |
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それから例の「スパケッティ」も作ってみました。これまた、タラコスパとは違い美味いと思います。休日に作って家内と子供に試食させました。 |
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酒飯の友として塩辛の風味が欲しいときがある。イカの塩辛にあきたらないというのなら、田塚屋(柏崎市西本町)の「魚卵塩辛」はどうだろう。かつて荻昌弘が著書「歴史はグルメ」で、そのルーツを述べ、日本の魚醤として紹介した代物である。彼の楽しみ方は、タマネギのスライスに、この魚卵塩辛をのせて、少量のオイルをかけるのだそうだが、この塩辛はそのままでも、おろし大根や冷ややっことでも合い、その熟成の風味が楽しめる。塩辛は大昔から手を変え品を変えて作られてきた。江戸初期の料理本「江戸料理集」には、すでに冬の塩辛は多彩であって、「海鼠の腸、鳥塩辛、鯛の子腸、鮭背腸、すじこ、鱈の雲腸、同切漬、ひしこ、鰯切漬、ひばりたたき、子うるか」などがあげられている。冷蔵庫のない時代、塩辛は主として冬のものだった。背腸はメフン。子ウルカはアユの卵と内臓だ。魚卵はタイだけでなく、サバ、タラ、ムツなどの子も重要された。使われる素材が何であるかは土地の漁業事情や立地によっている。 みごとな味 美味百景 田中一郎著(新潟日報事業社)より |
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今も昔とかわらない製造法で作っている鯛の子印魚卵塩辛。その原料を塩漬けにするためにこの木の樽を使っています。この樽は古い物になると、明治時代に作られた物で100年近くたっている物もあります。私達にとっては大切な大切な樽なのです。昔からこの樽に住み着いている菌が大切なのです。原料を漬ける期間は最低でも半年以上塩漬け致します。塩漬けも大変ですが、漬け物石をのせるのも一苦労なのです。重い漬け物石(10キロ以上)をだいたい20個以上はのせるのですが、うまく均等に力がかかるようにするにはものすごく難しいです。数学の計算よりも難しいです。漬け物は圧しが大切ですから。。。それにしても昔の人はすごいですよね。木の樽と言うのは本当に素晴らしいです。
これこそ珍味です!
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私が、何年か前に工場の整理をしていた時に出てきたシールです。な、な、なんと英語バージョンではありませんか。そうなんです家の鯛の子印魚卵塩辛は昔、ハワイに行っていたのです!我が社から直接行っていたのではないのですが、問屋さんを通してハワイに行っていました。外国の方はどのように食べていたのでしょうね?もしかしたら、パスタに混ぜて食べてたりして!とにかくビックリしましたが、詳しいお話がわかり次第お知らせ致します。 |
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新潟県柏崎の駅前に、『岩戸屋』という旅館がある。寛保の創業、三百年近い歴史の店だ。この店が現在地に建ったのは、明治三十年、信越線開通の時である。各宮家も宿泊され、森鴎外が日記に記載してくれたり、ブルーノ.タウトが著者のなかで建築を讃美したことなどが、非常な誇りとなってきた。 私はじつは、この宿を、かねて別の用事で訪れたい、と思ってきた。 かつて、ここの主、中野平左衛門なる人が、『鯛の子塩辛』という食品を開発した。その後身である『魚卵塩辛』(今は、同市『田塚屋』などで手広く製造、市販している)を、私は今なお、晩の前菜などとして、たのしみつずけている。つまり玉ネギを薄く輪切りにスライスして、冷水に放ち、きゅっと水切りして、パリパリ状態とした上へ、この魚卵塩辛と少量のオイルをかけて、酒の友とするのだが.....ぜひ一度、この塩辛の起源を、岩戸屋自身を訪れることで探りたい、とねがっていたのである。 幸い先日、柏崎農業高校関係の方から紹介していただいて、田塚屋の尾崎定市氏と、開発者である岩戸屋七代目平左衛門の、末娘タイさんとに、面会することができた。末娘といっても、タイさんは六十を越されたイキのいい御婦人だった。彼女の記憶によると、幼かった大正時分、父親が鯛や鯖の卵を(夏を越させて)長期塩蔵し、それを手で切りほぐして麹(こうじ)などをまぜ、この宿だけの珍味として客室に供していたのを、憶えているという。その味を『きみ、この店だけにしておくのはもったいないよ』と、ほめたのは『なンかこう、荻か萩のつく食通のお客様でした』とタイさんは言うから、これは本山荻舟氏のことかと想像される。ともあれ昭和五年あたり、これは『鯛の子塩辛』として商品化され、『鯛のほかサバの卵なども使っておりますが、タイは魚の王でありますので、この美味の王もタイの子と名づけさせていただきました』という″舌代″を添付して売り出された。この口上は、ユーモラスかつ正直で、いい。今はそのサバもタラの卵に替り、田塚屋製品は、『魚卵塩辛』という名称になっている。素直なネーミングだが、はなただ散文的な表示に他ならないのは、たぶん″行政指導″のおかげであろうか。..... 歴史はグルメ 著者 荻 昌弘より 中央公論社刊 |
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